2.健康ものさし

2.健康ものさし

中村先生_03

 

今、自分はどのくらい健康なのだろう。

 

 

□家庭で自分の「健康度」がわかる時代を目指して。

 健康の第一歩は、自分の健康状態を把握することだと思います。自分に足りていない物は何か、前回の状態よりどうなったのか、その判断基準を「健康ものさし」と呼んでいます。

 下図は、食と健康の関係について研究・開発した1例になります。腸内にあるパネト細胞からα-ディフェンシンという物質が分泌されています。このα-ディフェンシンは、善玉菌を活かし、悪玉菌を殺す役割をしています。このα-ディフェンシンの有用性を検証し、食と腸内環境の関係を明らかにしていきます。近い将来、”自分が何を食べれば健康に良いのか””自分が何を食べれば疾病を予防できるのか”が分かるようになります。

 他に、運動と健康の「ものさし」について研究・開発を行っています。高齢者は、下肢筋力が30歳代から60歳代までに約20%減少、80歳代までに約35%も減少し、転倒リスクが増加します。今回、開発したものは体重計型の機械で立ち上がるだけで、バランス・パワー・スピード・体力レベルが測定でき、家庭でも簡単に測定できるものになります。体力レベルの維持・向上が期待でき、”体力レベルが落ちたから運動が必要””運動することで体力レベルが維持されている”等が自分で分かるようになります。

 自分の健康度を理解することで、次に何をするべきなのか予測していくことが大切です。

 それを気軽に家庭で行えることで、健康の第一歩がより近づくはずです。

 健康寿命を延伸することで、周りも自分も幸せに。

健康ものさし_01

健康ものさし_02